実証実験NEWS

2022.11.18世界初【海⾯に着⽔した⾶⾏艇型ドローンが深海底観測に成功】東京⼤学・横浜国⽴⼤学と共同開発。実験に使用した「HAMADORI 6000」を11/25・26ロボット・航空宇宙フェスタふくしまで初公開

・概要

株式会社スペースエンターテインメントラボラトリー(本社:福島県南相馬市)CEO金田政太と東京大学 生産技術研究所(所在:東京都目黒区、所長:岡部徹)の横田裕輔准教授、横浜国立大学の平川嘉昭准教授は、共同で飛行艇型ドローン「HAMADORI 6000」搭載用の海底測地観測装置を開発し、世界で初めて海面に着水したドローン(UAV)と1,000m以深の深海底との音響通信・測距に成功。実験に使用した「HAMADORI 6000」の試作機は、11/25・26に福島県郡山市で行われる「ロボット・航空宇宙フェスタふくしま2022にて初公開します。

◆実験の詳細につきましては、以下の東京大学発表資料をご覧ください。
https://prtimes.jp/a/?f=d111364-20221115-385c202bbbf7cc977688637bbb1b7138.pdf

・今回実証実験を行ったドローン

水上発着できる飛行艇型ドローン「HAMADORI 6000」の試作機

水上で発着でき、船のようにも航行できる「HAMADORI 6000」は、翼幅6mの飛行艇型ドローンです。観測地点の座標を設定し、110km/hで航続時間8時間を目標に開発を進めています。実験当日、最大風速約8m、最高波高約1.5mの相模湾の環境においても、安定した海面保持を実現しました。

「HAMADORI 6000」はペイロードにさまざまな観測機器を搭載し「海」にまつわる多様な調査に対応できるのが特徴です。海洋調査はもちろん、インフラ整備の事前調査・点検、水上監視、漁業環境の調査など、各種実証実験のご相談も、お気軽にお問合せください。

・ロボット・航空宇宙フェスタふくしま2022

2022年11月25日(金)、26日(土)

福島県郡山市で開催されるロボット・航空宇宙フェスタふくしま2022にて当実験に成功した

「HAMADORI 6000」の試作機を初公開。現行機「HAMADORI3000」も同時展示します。

取材に来てくださったメディアの方には、HAMADORI6000の実験動画の提供も予定しています。

来場は事前予約が必要です。詳しくはこちらのホームページもご参照ください。

https://www.robotfesta-fukushima.jp/

・開発を進めるHAMADORI 6000製品モデル概要

飛行艇型が可能にする飛行と水上航行で

高い機動性と運用性能を実現(完全自律制御・全天候対応)

目的に応じた多彩なセンサーを搭載できる高い拡張性で、
様々な観測・監視データを提供可能。

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ユニバーサルペイロードベイ(電源と通信インフラの提供)

問い合わせ先

株式会社スペースエンターテインメントラボラトリー
代表取締役 金田政太(かねだ まさた)
Tel:0244-26-6208

E-mail:masata.kaneda@selab.jp 

http://www.selab.jp/