実績紹介WORKS

相模湾でHAMADORIを活用した魚群探知のための実証実験を実施

2022年6月30日、相模湾で飛行艇型ドローンHAMADORI3000を使った上空からの魚群探知のための実証実験を実施。ドローンの社会実装を目指す神奈川県や地元漁協の協力の元、燃料費削減や漁業の効率化を目指した実証実験です。

本実証実験では、飛行艇型ドローンHAMADORI3000の自律飛行とオブジェクトトラッキング技術等を駆使して鳥の追尾を行い、キハダ付きナブラ(小魚の群れが大きな魚に追われて、海面にバシャバシャと逃げる様子)の映像をリアルタイムで確認することを目的としました。 遊漁船の船長に代わってナブラを探し、魚がいるであろう位置情報の特定を目指したものです。

残念ながら当日はナブラの発見にはいたりませんでしたが、燃料費高騰が続く昨今、ドローンを活用した効率的な魚群探知は、燃料費の節約にもつながると期待が寄せられています。

神奈川県横須賀市の長井港から出港
飛行艇型ドローンHAMADORI3000は大人2人で持ち上げられる重さ
沖合で漁船からHAMADORI3000を相模湾の洋上に投入
相模湾上空の指定したポイントを旋回する
船首につけた高性能カメラからの映像でナブラを探す
実験を終えた飛行艇型ドローンHAMADORI3000は、無事海上に着水→回収を何度も繰り返した

→神奈川県のホームページはこちら
飛行艇型ドローンで魚群探索を行います!
~ドローン前提社会の実現に向けたモデル事業~